ノートの端の覚書

日常とかゲームとかメモとかいろいろ。

式のあれこれ。もっとコアな話とか

式までのあれこれ、前の記事でだらっと書いた。

まああったことをだーっと書いただけなんで、どんな気持ちだったかってところとかかなり端折ってると思う。

ので、もう少し深く踏み込んで書いてみようかとおもった。いつか、どこかの誰かが結婚式の準備で奔走してる時の支えに、参考になればいいなとおもって。

私もいろんな結婚式準備や卒花嫁さんのブログを読んだ。そして、誰もが通る道なのかなって思った。だからどこかの誰かと似た記事かもしれない。でも、全く同じなものはないから、その参考の1つになると、いいなって思った。

 

結婚と、式を挙げるという意思はお互いに持っていて、そのための資金も貯まっている。でもいつやるかは決めきれない、そんな2人はぶっちゃけブライダルフェアにデート感覚で行っちゃえば半ば強引に決めることもできます笑

「なんか良さそうだしここにしちゃう?」

って感じで割と決まっちゃったのでw

 

私たちの場合は、結婚するぞーって意思はあったものの、具体的な時期はいつ?というのは全くの未定でした。

というのも、同棲開始時にお互い転職して新しい仕事でした。私は同業他社というのもあり、それほど苦労はしてなかったのですが、小鳥さん(旦那)の方は全く違う業界でした。なので、慣れるまでがかなり大変(今も色々大変そうだけど)だったみたいです。

ちょうど半年くらい経つ頃から私はいつ行動するのかな?籍入れてからの挙式でもいいんだよ?と言ってたのですが、それでも行動する気が見られなくて悲しさと少しの怒りがありました。本当に結婚する覚悟、あるの?って。

極端な話、籍入れるだけなら書類の提出で済むわけだから、それすらしてくれないなんて、何に怯えているのか全くわからなかった。覚悟やそこまでの深い気持ちも何もないんじゃないの?と当時の私は思ってました。

当時の彼は仕事終わって帰ってきたら考える力もないくらい疲れてたんだろうな、と今なら理解してるんですけど……ね。同棲開始時に1年以内に籍入れたい、という話をしてたのですよ。それなのに全く行動が見られなくて、わたしの話を蔑ろにしてたんじゃないの?って思っちゃってたわけですよ。

そりゃあもう迫りまくりでしたねw無言で机にゼクシィ置くなんてのよりもっと直接的で攻撃的でしたよ。「本当に結婚する気あるの?」って。「仕事落ち着いたら!」って毎度返答してくれてましたよ。「仕事落ち着いたらって一体いつなの?」って返答返ししてました笑

目標の曖昧なゴールはお互いなあなあになると思うのです。いつまでに、という話をしててもこうなることもあるのだから、期間が定められてない約束はだらだらするケースが多々あると思います。

そもそも何故にここまで結婚に私がこだわっていたか、というところから話す必要もあると思うんですけどね。

1つ屋根の下で一緒に生活していて、生活費もお互いで出し合ったりしてやりくりしてたとしてもですよ。法律上は他人なんですよ。もしも、何かあった時。家族以外は面会謝絶、なんて時に立ち会えないこともあるのです。なんだかんだで法律の壁は大きく高く分厚い壁なのです。何があっても共に過ごす、その意思があっても、書類を通してなければ他人なわけで……。私にはそれがいつまで続くかわからない、という不安もあったのです。そして、何があっても共に過ごす、その覚悟はないのに結婚する、という意思表示をしていたの?と思っちゃってたわけです。

同棲自体も、そんなことするなら籍入れちゃえばいいのにって思うくらいなんです。でも、実際2人で24時間を共に「生活」する上で問題があるならそれは直すか、最終的には諦める必要も出るかもしれない。それを判断するためには一年あれば充分だと思ってたので、一年以内に結婚を、という意味だったのです。

実際のところ彼がどう考えていたかはわからないですけどね笑

 

そんなわけで結婚への意思がかなり強かったのだと思います。

で、その気にならない彼をどうしたらその気になるのか、ということを調べて出た答えが

「ブライダルフェアに参加する」

でした。

デート感覚でいくカップルも増えてるらしいし、とりあえず試しに行ってみよう、と誘いました。そして決めちゃいました🤗

一応お互いの実家の中間くらい、ということで選んだので立地的にも問題はなかったかな?

でも、じっくり決めたい、予算もしっかり計画を立てたい、という方は複数の式場を見学(2,3箇所見てから本命とか)がおすすめかなあ、と。

以下、ブライダルフェアの参加回数によって決定のメリットデメリット

 

1回目で本命式場に行くメリット

・写真で見ていいなと思って、実際訪れて改めていい!と感じたらその場で式を挙げることが決められることがある(進展する

・第1本命のみしかみてないのであそこだったら○○だったのにな〜という心残りも少ない

デメリット

・式の資金は必須(300〜500は余裕を持って欲しいところ)

・他の式場と予算比較ができない(値引き交渉しづらいかも)

そんなとこですかね。

 

複数回ってから本命式場行く場合のメリット

・料金比較ができる(それを元に値引き交渉ができる)

デメリット

・初回に訪れる場所は初めてなのでインパクトを受けてそちらに勢いで決めてしまう可能性もあり

・上記のようにインパクトをうけ本命よりいいと感じる可能性あり

という感じですかね。

どちらにもそれぞれメリット、デメリットはあると思います。

でも一番は2人が「いい!」と思える場所で挙げられることだと思います。

 

ブライダルフェアで色々内見できる場合、ドレスサロンが見れたらよく見ておくといいと思います(ㆁᴗㆁ✿)

ドレスサロン意外にも式場抱えの内部倉庫(?)みたいなところで多くのドレスがあったりします。が!!自分の目で見て選べるのはサロンに置いてあるもののみ。ここが小さいと自分のイメージと予算を伝えてドレススタッフに近いものを持ってきてもらうしかない、ということもあるので、ドレスサロンにドレスがたくさんあるところをお勧めします。

……まあ、ドレスサロンが広くても、サロンにあるドレスは高いものばかりで安いものは在庫にのみ……ということもありますが(^^;

 

 

予算のお話。

私たちは最初の見積もりでも300オーバーでの見積もりでした。これでも料理は最低プラン、映像化は特になしだったり、写真もアルバムの最低プラン、みたいな最低プランを重ねてこんな感じでした……😂

ホテルとかだともしかしたらもう少し安いとかあるのかな。私たちが選んだところはかなりリッチなところだったと思うのです……

これは式場によって予算の中身の細かい部分が大きく異なると思うので、ブライダルフェアで見積もり表だけだしてもらって比較をするのも、複数のフェアに参加するメリットだと思います。(口コミじゃなくて自分たちの目で見るのが一番だよね)ちなみに私たちはここから150〜200くらいあがりました笑

 

まあでも一生に一度!ということで奮発した部分もかなり有りますけどねw

料理のプランをあげたり、お酒飲みたい人、お酒飲まない人が好きなもの飲めるように飲み放題にしたり、デザートは彼が以前出席した式でビュッフェ形式が好評だったからということでそれにならったり。

最後に風船を飛ばすやつはフェアで体験してよかったな〜って思ったのでこれはいれたい!という感じ。

自分たちの譲れないポイント、ってほぼ全部だと思うんですよね。やるからにはどこも素敵にしたい!その気持ち、本当によくわかります。

でも、予算オーバーは払えない、できないんです。

結婚式のローン返済って基本ないと思います。一括払い。もしくは、ご祝儀をいただいた後それを含めて数日後にまとめて支払うみたいな。

なのでどんなに素敵にしたくても予算は絶対守らなきゃならないポイント。

そして、式場から固定で変動しない費用は動かせない。

意外と予算を抑えられるポイントって少ないんですよね。

・料理

・ドリンク

・会場装花

引出物

・披露宴演出

・映像プラン

・写真プラン

最終見積もり段階で予算をどうこうできるのってこの辺くらいしかない気がします。(あくまで私たちのケースなので参考までに。)

私たちの場合はドレスなどはすでに決まっていて、変更する場合はキャンセル料などがかかってしまうようになってました。

思った以上に上がるので、予算見積もりをはじめにもらったらGoogleスプレッドシート(やExcel)で表計算作っておくと便利です。

そしてフェアなどでこのプランいいね!みたいになったらその都度自分で表を更新すると大体の目処が出せるのは個人的にいいと思いました(全く同じは無理かもですが、大体このくらいかな?というのが出せるので心構えとかどうしようと相談できるので)

 

Excelをよくいじってる方なら言わずもがなとは思いますが表計算したこと全然ない!という方へ。

・人数、卓数を記入したセルをそれぞれつくる

例:

A01セルを人数とする、「60」と記載

B01セルを卓数とする、「10」と記載

・料理 1人分料金×人数、とすると自動計算されますが、この人数の指定に人数表記したセルを指定すると、人数の変更があったとき自動で修正されます。

例:

料理1人分15,000とする

A02セルに計算式「=15,000*A01」と記載

するとあら不思議、自動で計算してくれます。

卓数で計算するものはこのA01をB01にするとオッケーです。

これの応用で全てのセルを計算したりできます。詳しくは調べれば出ると思いますー

特に最後の予算削ったりの相談とかもこれがあるとだいぶやりやすいのでセル計算はできると楽です!!Googleスプレッドシートスマホのアプリもあるので是非ご活用してみてくださいね

 

あと、意外とウェルカムグッズ作成費がかかりました😂

べらぼうにかかったかと言われればそんなことはないですが、それでもやっぱりかなりかかってますねw手芸屋さんのカード値引きとかあるところならカードは作った方が良いと思います( `・ω・´ )

 

ペーパーアイテム

私たちは式の準備を始めてしばらくしても、なかなかイメージが湧かずぼんやりとしたままでした。なので、式の3ヶ月前くらいに送る招待状が最初のグッズ製作の壁でした。

調べれば出ますが、式のペーパーアイテムは以下の通り。

・招待状(私たちは外紙の台紙と、中紙の二枚構成、あとハガキ)

・席次表

・メニュー表

・席札

最近は席次表内にメニューを載せたり、席札をエスコードカードというものにして席次表を無くしたりする人もいるそうです。(エスコードカード:披露宴会場に入るときに本人に渡すカード。裏にテーブル番号が記載されているので席次表の必要がない)

式場から斡旋されたデザインのものもあれば、ネットでテンプレも選べるもの、デザインは自分でやって印刷代行してもらう、色々な方法があると思います。

私も最初はデザインだけして印刷は印刷代行してもらう予定でした。

そのとき利用したのが紙図鑑という会社さんです。お願いすると紙のサンプル送ってくれるので印刷がお願いしやすそうだなーと思ってました。

が!!ちょうど招待状の印刷時期がお盆を挟む形になってしまっていて、スケジュール的に厳しそうだなあと思って諦め……

過去の招待状作成の記事のような内容に至るのでした😂

紙図鑑さんでもらえるサンプルの紙は銀座伊東屋でも売ってるファンシーペーパーだったりするのでサンプルもらう→伊東屋で紙を購入、自分で印刷とかもありだと思います♬

もちろん、デザイン会社さんに全て委託でも全然オッケーだと思います👍私が一応これでもデザイナーとして仕事をしてるのでその端くれ的にやりたかっただけなのですw

 

まあ、こんな感じで招待状はドタバタしてしまったので、当日使うペーパーアイテムはもっと余裕もって作ろう、と思ってたんですけどね〜〜

なかなかデザインも決められず、結局直前になるまでバタバタしちゃいましたね(^^;

この辺のデザインの成り行きは式の記事の3rdミーティングのところに書いたかな?

まあ、席次表とメニューをまとめるかとか、色々考えたんですけどね。(印刷枚数削除のために)

ただ、席次表を観音開き型にしたときに、片面は席次表、もう片面の4つの面のうち、1つは表紙、観音開きの左右に新郎新婦のプロフィール、そして裏にはお礼の言葉、となると入れるスペースないよな〜と思って、メニューは別にすることに。ただ紙の枚数削減のため、細長い感じのメニュー表にさせてもらいました。(フリードリンクにしたし、メニューは手元にあった方が見やすいしね!)

 

ウェルカムグッズについて

花嫁さんの腕の見せ所、とよく言われている部分ですね。

画像検索するとやっぱり凝ってるものが多かったりして、あ〜こんなに作らなきゃいけないのかなあ、とか、こういうのとこういうのと、あれもこれも作りたいという感じの気持ちになりました。

私が作ったものは

・ウェルカムボード

・ウェルカムドールイカぬいぐるみ

・マカロンタワー 

・ペパナプフラワー (ペーパーナプキンの花)

・ロゼットガーランド 

リングピローの中のクッション

・日付ブロック(日付を手書きしただけ)

・席札マカロン

・オープニングムービー

こんな感じですかね。

ウェルカムボードの似顔絵も自分でやりました。これでもデザイナーのはしくれなんで…笑

 

カロンタワー は割と定番ですね。本当は土台ももっと可愛く作ったりしたかったのですが、余裕がなく断念しちゃいました😂マカロン自体はハーティソフトクレイでつくり、席札の方はそのままだと軽いので間にビー玉を入れて重り代わりにしました。

パジコ ハーティソフトクレイ 200g [白]

パジコ ハーティソフトクレイ 200g [白]

 

席札のワイヤーはアーティスティックイヤーの1.5mmを使いました。その辺の太さがあるとだいぶ丈夫ですね。↓これ買いました。

【楽天市場】クラフトいろいろ > ワイヤークラフト > アーティスティックワイヤー > 直径1.5mm:手芸材料の通信販売 シュゲール

男性陣の方、自分は不器用だからお手伝いできない……と思うかもしれませんが、粘土のマカロン作りは結構簡単です!!!クレイマカロンとかで調べると作り方とか出ますが、粘土にほんの少し絵の具をつけ(捏ねながら色の強さを見て足りなかったら少しずつ出してみてくださいね)粘土を伸ばしてクッキーの丸型とかで抜いて、抜いた端を爪楊枝でちょいちょいと掻き出してマカロンの挟む外側の部分は完成!クリームは白粘土を💧←こんな形で小さくちぎった物を横向きにしてマカロンの平部分に一周させ、ウエーブさせる感じに爪楊枝で筋をつけるとそれっぽくなるんです!( `・ω・´ )✨

カロンの挟む外側の部分のやつは2個で1つになるのでたくさん作らなきゃいけないんです……。なので、ぜひ一緒に楽しんで作ってみるのも1つの思い出になると思います♬(需要あれば動画作ります)

 

ウェルカムドールはイカちゃんでやりたいよな〜〜と思ったので自作しましたᔦꙬᔨイカクッション使うとかいろんな方法あるとは思うんですけどね、やるなら自分でやりたい熱みたいになっちゃってw

 

ペパナプフラワーは最初そんな作るつもりなかったんだけど、なんか飾りが寂しいかな〜…と感じて色々調べたら良さそうだなって思ってでてきたので作りました。余裕がある方たちはペパナプフラワーのラブオブジェ(LOVEの大きいブロック的な)とかつくったり、トピアリー作ったりする方もいるみたいですね。前撮りやるならラブはなくても♡なペパナプフラワーオブジェがあると映えると思います(◍•ᴗ•◍)♡ ✧*。

こちらも色付きの物を買えばかなり手間が省けます!自分で色をつけたい!となるとこちらもかなり余裕がないとハードかもしれないです……。

そして男性の皆様!こちらも結構簡単ですのでもし、作るようでしたら一緒に作ってみてください(◍•ᴗ•◍)♡ ✧*。こちらもペパナプフラワーと調べれば作り方は出ると思います!1つの花を作るのに、正方形の同サイズ4枚程重ねて作ります。(私は1枚のペーパーナプキンを十字に切ったものをさらに十字に切った時にできた4枚で1組にしました。)これを蛇腹のように折り、中央をホチキスで留めて、両端を丸みが出るようにカット。一枚ずつ上に持ち上げる感じで開くとお花になる、という感じです。(こちらも需要があれば動画作ります)

 

そして私が作った中では結構お気に入りなロゼットガーランド。前撮り用にJUST♡MARRIEDガーランドがほしい、受付用にウェルカムガーランドもほしい!そして可愛くしたい!と思った結果、ロゼットガーランドという選択肢になりました(*ฅ́˘ฅ̀*)慣れればサクサク作れるかもしれないですが、それでも結構時間がかかりました。ロゼットの作り方は調べれば出ると思います。100均の間仕切りを使うやり方が楽だと思います。ただ、リボンを結構使うのと、リボンが結構高い……あとグルーガンも必要だったり大きめのくるみボタン(私は6mmの缶バッチ元)など必要なものが他に比べて多いかもしれないです。ガーランドにするために安ピンもつかいました。(これも需要あれば動画作ります。)

 

オープニングムービーは、私が個人的に作りたかったってだけです。というより、最初経費が削減できるならプロフィールムービー作るか〜って感じだったんですが、ムービー作成依頼は5万(機材使用料込み)で、ムービー作成依頼はないけど機材は使うよ、という場合は6万と言われ……じゃあプロフィールはお願いしてオープニングムービーは作るか!ってなった感じです。一応デザイナー、しかも映像作ってきた人なので映像は何かしら作りたいってなったんですよね。なんだかんだ言ってクリエイターらしいです、わたし笑

 

以前書いた式のブログの最後に、男性に、女性にそれぞれ向けた私が式準備を通して思ったこと書きました。

男性は彼女がやりたいならそれを優先したい、その気持ちはわかりますが「なんでもいいよ」は彼女が1人でやるのと同じ気持ちになっちゃうので、できることなら「2人で」協力して作っていくと、2人のより大切な思い出になると思います。そして、新婦満足度を高めて2人の最高の日を迎えてください✨

 

女性の方。きっと彼はあなたのことを思って優先して好きにしていいんだよって言ってくれる人もいると思います。その彼の気持ちは尊重してあげてください。そのうえで、気持ちは嬉しいけど、私はあなたと一緒に悩んで、2人で決めたいから、あなたの意見を聞かせてほしい、ということを伝えて理解してもらうとスムーズにいくかな、と私は感じました。せっかく2人の楽しい思い出になる1日を迎えるために、なるべく喧嘩はしたくないですもんね。式が近づくにつれどんどん忙しくなってイライラしたりすることもあると思います。何も手伝ってくれない彼にモヤモヤするかもしれないです。彼は何をどうしたらいいかわからないのかもしれないので、女性が舵をとって準備の手伝いをしてもらえるようになると楽になると思います。なにをしたらいいかわからないので、教えたら案外すいすいやってくれる、ということもあると思うので、2人で楽しく進められるように頑張ってください✨

 

もしあれはどう?とかあれば聞いてもらえれば可能な範囲で答えまーす